画像強調内視鏡(IEE:Image enhanced endoscopy)の進歩は目覚ましく、NBI/BLIによる狭帯域光観察を中心として、i-scan、AFI、LCI、FICEと様々な観察法による腫瘍診断学のエビデンスが集積されつつある。拡大内視鏡観察の併用も日常臨床に少しずつ浸透してきており、腫瘍の質的・量的診断の精度が向上している。今回のセッションにおいては、IEEの有用性やその限界、および日常臨床における位置付けや、それらを用いた新たな診断手法など、臓器を限定せずに幅広く演題を募集したい。