ワークショップ3

ウイルス性肝炎の治療~現状と展望~(消化器病学会)

司 会:
清家 正隆(大分大学 消化器内科)
 
永田 賢治(宮﨑大学 肝疾患センター)

ウイルス性肝炎の治療はHBV に対しては新規核酸アナログ、HCV には DAAs が開発されて、治療成績が画期的に向上した。しかし、新規治療薬の選択基準、透析患者・非代償性肝硬変・薬剤耐性ウイルスの出現による治療不成功例等の難治例に対する治療、肝炎治癒後のfollow up体制の構築、肝発癌抑制効果の実証、肝炎患者の掘り起こしや治療までの効率的な誘導など様々な臨床的課題がある。ウイルス性肝炎治療に関する解決すべき課題と展望について実りある議論をしたい。